居住棟
「物件」は必要最小のシンプルな物.
ただし,家族構成などに応じて,
広さのバリエーションは
豊か.
中央部は吹き抜け状になっており,
3階ごとの踊り場は,エレベーターホール/
パブリックスペースになっている.
50階中20階が住居.20階がホテル.
残りが併用フロアや「厚生」施設のある
「公園」階.
「警察・消防センター」だけあって,
全体無骨で質実剛健.余分な装飾は無いが,
構成部材類が「業務向け」なため.
各コストは高いが.維持管理などの部分で,
「非番」の
住人が
アルバイトで協力したり,
レンタルやシェアの部分も多く,
結局効率的で割安.
A.
パブリックスペース
a.
エレベーターホール
B.
住居部
住居には必ず外部か吹き抜けに向かう窓.
A.
40センチ程の段差部.壁をつくらず部屋分け.
別部屋や疑似テラスとして‥
排水口があり,防水パーテーションでジャグジーもOK.
a.
天袋.唯一の作りつけ収納.
埋め込みレール
床と天井にレール.
それに棚やパーテーションを設置したり.
スピーカーコードなどを収納したり.
天井側のそれには照明やコンセントの増設が可能.
エリアごとに壁のスイッチでON/OFF
調光機能は照明器具やそれとレールの間に.
棚やポールは,中古をレンタルし,
綺麗なまま返却すればそんなに金はかからない.
また,レール隠しや床面も規格化されたパネルで,
フローリングやリノリウム,
静電植毛の絨毯もどきなどに気軽に着替えられる.
埋め込みレールの臍に,専用のレールを固定すれば
史料庫に有るような,スライド式の棚が入る.
それを利用すれば.日常と来客時で変化する
可動パーテーションにも.
外壁面レール
外壁にH鋼の裏面に歯が切ってあるような
形のレール.
それが設置された凹部中央には配水パイプ.
そのレールを利用し昇降する消防・救援/
清掃・サービスゴンドラは公園階の間で稼働.
御柱
エレベーター塔と吹き抜け周囲の階段は
それぞれ独立したトラスの柱.
居住部はそれらにも支えられた「五重の塔」状態.
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Build Againは
私の個人的なイメージを表現した物です.
まったく
架空のものであることをご了承下さい.
おきずきの点ご指摘いただけましたら幸いです
制作03jan'02
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